広島の眼科は「のま眼科医院」へ。
   
のま眼科医院
広島県広島市中区国泰寺町2丁目4-18 地図 お問合わせこちら 電話:082-249-5585
当院で行っている治療及び手術
結膜弛緩症の手術

広島の眼科・白内障・緑内障・眼瞼下垂はのま眼科医院

1、弛緩結膜バイポーラー凝固術
局所麻酔後、弛緩した余剰の結膜を熱凝固により収縮させる方法です。
縫合しないために抜糸が必要なく、多くの結膜弛緩症はこの術式で改善されております。
上強膜との接着が弱いため再発する可能性はゼロではないかもしれません。

2、京都府立医大助教授 横井則彦先生の術式
結膜弛緩症については、京都府立医大眼科助教授の横井則彦先生が精力的に研究されていらっしゃいます。私自身も横井先生にご指導を受けた者の一人です。先生の術式は結膜弛緩部をいくつかのセクションに分け、特に半月襞部の切除に注意しながら、弛緩した結膜を切除し、縫合するといったものです。手術自体は実に理にかなったものなので、おそらく最終的には良くなるのだろうと思っていましたが、唯一不安な点がありました。それは結膜円蓋部に近い場所にたくさん糸を縫って、術後患者さんから縫合糸の存在による異物感を訴えられないのかな?ということです。実際に手術を行ってみると、それはまったくの杞憂でした。術後の違和感を訴える方は意外にもいらっしゃらないのです。円蓋部はもともと弛緩した結膜があり、細い糸(8-0〜9-0)ならばあまり刺激にならないことを知ったのです。この手術が初めての眼科医の先生でも、Inamiから販売されている「横井式カレーシスマーカー」を用いれば、うまくいくと思います。横井先生ご指摘の円蓋部挙上型の結膜弛緩症(下眼瞼を引っ張り、上を向かせると円蓋部が挙がってくる症例)は最初に手を出さない方がいいので、術前の見極めが大切です。本術式は下に述べる縫合法より手術手技は煩雑ですが、長期的にみれば確実性の高い術式だと思います。
術後の抜糸は約2週間後に手術顕微鏡下で行います。

(当院で実際に手術を行った症例)

術前
かなりひどい弛緩症
SCHを伴った片眼
accordion現象による
術後
メニスカスも改善

3、横浜相鉄ビル眼科医院院長 大高功先生の術式大高先生のHPはここです。
横井先生の術式を10数例行って満足していた頃に出逢いました。横井先生の術式から比べれば驚くほどシンプルなので、正直これでよくなるのかな?と思いながらも、昨年の臨床眼科学会での他大学からのpositiveな報告もあり、実際に自分でもやってみました。大高先生の原法では6-0シルクを使っておられたのですが、私は7-0シルクを用い、細くなった分代わりに3糸縫うところを症例によって3〜6糸くらいの通糸へと幅をもたせています。正直な感想ですが、驚くことに実際にやってみるとうまくいくんですね!横井先生の術式にも劣らないすばらしい術式だと思います。現在はどうすればより確実に縫合部の瘢痕化を得られるかについて、勝手ながら大高変法を模索している段階です。そしてさらなる課題は横井先生の術式との使い分けをどうするかにもあります。

(当院で実際に手術を行った症例)

みかけは軽度に見えるが
症状の強い弛緩症
メニスカスの改善とともに
術後不快感は消失した

手術費用は片眼につき(H21.3.31まで)

1割負担の人で3000円弱
2割負担の人は6000円弱
3割負担で8000円程度であると考えてください

 

目がかすむ…、物がゆがんで見える…、虫や糸くずが飛んで見える…、光がまぶしく感じるなど、目のことで何か不安なこと等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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